奈良市 能楽

つばい能楽教室

活 動 2024年 令和6年

過去の活動

3月

3月5日(火)
○椿井小学校子ども能楽教室
☆講師:湯本哲明 仕舞「三輪」
第11回目の教室をおこないました。
ラスト二回です。
今日も、出入りから通して稽古いたしました。
また、少しでも本番に慣れるため、角帯を締め、本番同様の大きさの扇を使って、稽古もしました。
もう何時、本番が来ても大丈夫ですが、本番は何が起きるかわかりません。最後まで、舞込んで仕上げていきたいと思います。
3月7日(木)
○椿井小学校子ども能楽教室
☆講師:湯本哲明 仕舞「三輪」
第12回目最終回の教室をおこないました。
昨日納品していただいた袴をつけて稽古してみました。
立居に少しでも慣れてもらおうと思いました。やはり少し扱いにくいようで、袴を踏んづけたりしていました。一度つけてみて良かったと思います。


さあ、日曜日は本番。頑張ってください。
一年間よくやってくれたと思います。
どうもありがとう。
また、椿井小学校校長先生、教頭先生はじめ諸先生方には、ご協力いただき誠に感謝いたします。
3月10日(日)
○なら100伝統芸能こども文化祭
 奈良100年会館 中ホール  午後1時開演

今年初めて、椿井小学校、奈良子ども伝統文化協会のご賛同を得、「なら100伝統芸能こども文化祭」に参加させていただきました。
舞台で発表するということは、子どもたちにとって、体験だけではない、目標を持った活動になり、大きく成長する一歩になるかと思います。このような目標が出来たことは、とても喜ばしいことです。
【午前中リハーサル】
初めての舞台。出入り、座る位置、舞う位置の確認の後、私服と靴下で、2回通しで舞ってみました。いずれも問題なく舞えましたので、本番も大丈夫だと思います。


【本 番】 動画はHPのYouTubeからご覧ください。
初舞台、おめでとう。
無事舞うことが出来ました。袴姿も決まって、堂々と舞ってくれました。
本人たちも、無事に終えて、安心と満足感を感じているようでした。
ここでの経験が、大きな力になってくれることでしょう。
出番前は、大変緊張していました。気持ちはよくわかります。この緊張感もなかなか得難い経験だと思います。
椿井小学校の子どもたちも何人か見に来てくれたようです。これが来年度につながることを祈ります。






今回、このような大変すばらしい舞台に出演させていただき、会長の藤間先生はじめ、奈良こども伝統文化協会、なら100年会館の皆様に厚くお礼申し上げます。

2月

2月8日(木)
○椿井小学校子ども能楽教室
☆講師:湯本哲明 仕舞「三輪」
第9回目の教室をおこないました。
今日は、仕舞のおさらいと、舞台への出入りの稽古も行いました。
出入りも入れて、二人で約5分強というところでした。
次回は、舞台の大きさも設定して、本番さながらに近づけていきたいと思います。
時間があれば、面をつける体験もしたいと思います。
2月29日(木)
○椿井小学校子ども能楽教室 
☆講師:湯本哲明 仕舞「三輪」
第10回目の教室をおこないました。
今日は、本番用に舞台の大きさを設定して、出入りから通して行いました。
舞も謡も、ほとんど問題ありません。が、舞は所々不安なところも見られましたので、もう少し舞込みが必要かと思います。頑張りましょう。
残りの時間は、面を付ける体験をいたしました。
小面です。最初は「意外とよく見える。」と言っていましたが、歩いて、指定の場所に止まるとなると、だんだん見えなくなるので難しいといっていました。


1月

1月17日(水)
○西大寺研究会  穂高先生宅舞台
 能「嵐山」他
名古屋公演に向け参加させていただきました。
 とりあえず場数を踏まなければと思い、お願いいたしました。
 修正箇所も何か所かありましたので、しっかり覚えなければいけません。
 謡はまだまだ、不安定です、出てこないところがありますので頭と体でしっかり覚えるようにしたいです。練習あるのみです。
1月18日(木)
○椿井小学校子ども能楽教室
☆講師:湯本哲明 仕舞「三輪」
第8回目の教室をおこないました。
謡、舞ともによく覚えていました。また、よく覚えたものです。感心します。
後は細かいところの修正でしょうか。 次回は発表会に向け出入りの所作なども含めて仕上げに入っていきたいと思います。
1月19日(金)
○日本全国能楽キャラバン 名古屋公演 申し合わせ
名古屋能楽堂で行われました。
久しぶりの名古屋能楽堂です。
 当日使う面を付けさせてもらい、申合せをいたしました。
 一の松の位置、一畳台やおワキの位置など想像とは少し違っていましたので、確認出来て良かったと思います。
 視界が限られていますので、やはり現場での確認は直前でも必要です。
 謡はところどころ出てこないところもまだありました。当日に向けてあと少しですがしっかり確認しておきたいと思います。


1月20日(土)
○・・・・・・・
昨日は現地ホテルに泊まり今日は、休みですので、ぶらりと「敷島」まで行ってきました。なぜか海が見たくなりまして。
あいにくの天気でしたが、広い海を見るだけでもどこかスカッとして、行って良かったと思いました。





1月21日(日)
○日本全国能楽キャラバン 名古屋公演
 名古屋能楽堂  午後1時開演
 金春流 能「嵐山 白頭、働キ入リ」金春穂高
  金春流 能「船弁慶 遊女ノ舞、替ノ型」本田布由樹、本田芳樹
   ☆湯本哲明 「嵐山」の前ツレを勤めました。

名古屋能楽堂で行われました。
チケットも売り切れで満員御礼だったそうです。
少し早めに入り、舞台で謡と位置の確認をしました。

しっかり稽古したつもりでしたが、どこか徹底していなくて謡も歩みやアシライなども不安定な気がしていました。特に型などはなく、謡も通常の謡であり、座っている時間も少なく、どちらかというと楽なツレだと思うのですが、なぜか覚えにくい感じがありました。
とは言え、申合せまでは、大きな間違いもなくまずまずでしたが、嫌な予感は当たってしまい、本番で大きな失策をしてしまいました。
同吟の下歌を飛ばしてしまい、上歌を歌ってしまったのです。シテの穂高先生もお囃子の方も一瞬戸惑われていましたが、こちらに合わせてくださいました。
下歌は低く、上歌は張りますので上歌に合わせるしかないのです。
私の方は確信をもって上歌を謡ったので、間違いが途中までわかりませんでした。
穂高先生はじめお囃子の方には平身低頭お詫びいたしました。自分だけならともかく、みなさんに迷惑が掛かることですので、責任重大です。なかなか落ち込むものです。これですから舞台は怖いです。
結局、稽古の仕方が悪かったのだと思います。見直して二度とないようにしたいと思います。

「嵐山 白頭 働入リ」
後の男女二神の出、合舞、蔵王権現の出現、働キ、キリの三神の舞と見どころがたくさんで、目が離せませんでした。まさに祝福の曲。この一曲でもお腹いっぱいという感じになります。

「船弁慶 遊女ノ舞 替ノ型」
前シテ静の序の舞。殊に橋掛かりでの型が印象に残る「遊女ノ舞」。
後シテの出の恐ろしさはまたゾクゾクさせられます。
この小書二つの特殊演出はとても見応えがあり、これまた観ていて文句なく楽しめるものだと思います。
しかし、小書の能を観てしまうと、普通の能が物足りなくなるように感じてしまうのはありますね。

○日本全国能楽キャラバン 名古屋公演 画像
☆1月21日(日)の映像をいただきましたので、いくつかの画像を掲載いたします。
 「嵐山 白頭 働入リ」
☆前ツレ姥 湯本哲明






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